税理士試験 私の税法理論学習法

受験生時代のことですが、私は理論と計算どちらが得意かというと、理論のほうを得意にしていました。

得意といってもあくまで相対的な話で、答練などの成績を振り返ると、理論のほうが上位に食い込めることが多かったためではありますが、理論を得意にできた一番の要因は、自分なりに最適なやり方を模索しながら、自分自身のメソッドを確立できたことだと思っています。

※他の記事でも、理論学習に触れていますので、下記の記事を参考にしてください。
参考記事:税理士試験 税法の理論回転表
参考記事:税理士試験 理論暗記に王道なし


まず、大前提として

税理士試験の勉強法を公開しているブログは多々ありますが、理論の覚え方、学習法というのは人によって異なります。

例えば、書いて覚えるという観点で見ると、ある人は、書いて覚えるなんて非効率だと言いますし、別の人は書いて覚えたほうが頭に入りやすいと言います。また、最近は、書く代わりにPCに条文を打ち込んで覚える人もいたりします。

結局のところ、暗記するにしても、書く、タイピングする、聴く、黙読する、音読する、暗唱するなど色々な方法がありますが、私の個人的な意見としては、どの方法にも一長一短あるし、人によって合う・合わないは絶対にあります。

それなのに、どうしても経験者(税理士試験の場合は合格者)は、自分のやってきた方法で成功すると、あたかもその方法が優れているかのように表現しがちですし、聞き手や読者はそのような表現に影響されがちです。

最初は手探り状態からいろいろな暗記法を模索しながら、という人がほとんどかと思いますが、他人のアドバイスは鵜呑みにせず、あくまで参考程度と捉えて、自分に合う方法を選べば良いです。

下記では、私のやっていた理論の学習法について書いていきますが、上述の通り、参考程度、話半分と捉えて頂いて構いません。今後の学習のヒントにして頂ければ幸いです。

私の場合

読む?書く?

私の覚え方ですが、初見の理論や暗記を始めてから間もない理論は、黙読しながら書くことがほとんどでした(もちろん、移動中などのスキマ時間で理論学習する場合は黙読のみでしたが)。

但し、始めから終わりまで1題全部を書いて覚えるというわけではなく、キーワードやキーフレーズのみ、とか、一つのパラグラフのみ書いて、残りは黙読という形でやっていました。

回数を重ねるごとに記憶の定着も良くなってくるので、書いて覚える、から黙読のみへ徐々にシフトさせるという方法をとりました。

余談ですが、私の場合、机に向かった状態で理論学習する場合、黙読のみだと眠くなることがほとんどでしたが、書くことを織り交ぜるとそれを回避できる、というメリットもありました。

なお、タイピングする、聴く、音読する、暗唱する方法は、結局実践することはありませんでした。

一題にかける時間

標準的な見開き丸々2ページの理論の場合、1回1題当たり15~20分を目安にして、1回当たりの時間を短く区切って、その代わり、できるだけ目を通す回数を増やすようにしました。

最初のほうは書きながらの暗記だったので、時間内に、1題全ての文章を読んだり書いたりすることは時間的には難しかったのですが、それでも短い時間で区切ることを意識的にやっていました。

以前の記事の内容と重複しますが、エビングハウスの忘却曲線が示す通り、初見の理論を2時間、3時間かけて一気に覚えたとしても、時間の経過につれ結局は欠落していってしまいます。

そのため、1回当たりの時間を短くして、目に触れる回数を増やしたほうが有効だと感じ、時間より回数を意識して学習していました。

そして、徐々に記憶が定着してきたら、20分かけていたのを15分、10分と徐々に短縮させていき、1日あたり目を通す題数を増やしていくようにしました。

計算と理論の学習バランス

これも以前に書いた内容と重複してしまいますが、ご了承ください。

予備校のカリキュラムだと、直前期までは計算重視、直前期から徐々に理論重視となる傾向がありますし、講師もそのような考えを持っている人が多いように思います。

私の考えはその逆で、計算問題は、ある程度短い期間でやり込めばブレイクスルーできる可能性が高いのですが、理論は暗記するという作業が必然的に発生するので、逆に長い期間かけて定着させたほうが良いと思っていました。

そのため、計算メインに講義が進んでいく時期でも、理論を軽視せず学習を進めていきました。

もちろん、最初のほうは既習論点が少ないので、理論を回すといっても回せる理論は多くないのですが、その分既習の理論の精度を高めたり、既習でなくても関連するような理論を先に見ておくことぐらいはできるはずです。




最後に
上記のとおり、理論の学習については自分の経験談ぐらいしかお伝えできないのですが、もし他に知りたいことがありましたら、下記の質問箱まで投稿して頂ければと思います。

微力ながら、何か参考になる情報を提供できればと思っておりますので、宜しくお願いいたします。

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税理士試験について質問箱始めてみました。頂いた質問については、今後の記事にて回答します。
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