税理士試験 過年度のテキストってどうしていますか?

毎年8月に行われる税理士試験。

税理士試験の受験生にとっては、一年のサイクルの中で、8月がある意味一つの終わりの月、区切りの月です。

そして、次の月である9月は始まりの月、来年度の試験に向けた講座が予備校で一斉に始まります。

さらに、12月には本試験と並ぶビッグイベントである合格発表があり、翌年1月は結果が伴わなかった人が再度勉強を開始するというリスタートの月となります。

そんな中で、人それぞれではありますが、受講、受験する科目も年々変わっていきますし、それまで使用していたテキストの整理をどこかのタイミングでされているかと思います。

そこでふと思ったことなのですが、皆さま受講、受験し終えた科目のテキストってどうされているかなあと。

過去分のテキストや模試、答練類まで律儀にファイリングして保存するという方もいらっしゃいますし、最近ではヤフオクやメルカリで処分される方がいるとかいないとか。

当記事では私の話、体験談を主に書いていきますが、私は現状、一部の科目のテキストを保存しているのみで、基本的には受験後すぐに処分してしまっていて、ちょっと後悔していたりします・・・。


私の場合

現状、私の手元に残っているのは、最終年度に受講した、TAC所得税法レギュラーコースのテキストの一部(基本テキストと直前テキスト)と、TAC法人税法上級コースのテキストの一部(基本テキストと直前テキスト)のみです。

後は、合格発表までの知識のメンテナンス用として、2017年の試験直後新たに購入したTACの理論マスター(法人、所得両方)が自宅に眠っています。

逆に、それ以外の科目(簿記、財表、消費)のテキストや答練は、試験を受け終えた直後に全て処分してしまいました。

なぜすぐに処分してしまったかというと、試験を受け終えて、次年度に向けて気持ちを新たにしたいということと、不合格だった場合はどうせまた予備校に通うことになるので、保管しておかなくてもいいや、という理由からです。

ただ、税法科目のテキスト類くらいは保管しておいたほうが良かったなと、少し後悔しております。。。

予備校のテキストは意外と有能

というのも、予備校の教材は、あくまで税理士試験の受験対策用に作成されたものであるものの、実務をやる上で意外に参考になるのです。

税理士なんだから専門書を読め、とか、条文をしっかり確認しろ、というのもごもっともなのですが、予備校のテキストほど、簡潔に、かつ網羅的にまとめられたテキストはないと言っても言い過ぎではないほどです。

もちろん、予備校のテキストは、知識のない人が一から勉強するために作成されているものですし、そもそも受験対策に特化しているものですので、それだけでは足りないというのは事実。一つの論点を掘り下げていく必要があれば、それこそ専門書の出番となりますが。

少し余談ですが、「税理士試験の勉強と実務は違うから」という人がたまにいます。

そのように言ってしまう人は、税理士試験の勉強を下に見てそのような発言をしているのかもしれませんが、私は、それには賛同しかねます。

税理士試験の勉強と実務について、正確にお伝えするのであれば、
実務では税理士試験で学ぶこと以上の知識・経験が必要だが、税理士試験の勉強は実務を行う上での礎となる
でしょうか。

税理士試験の勉強は確実に実務につながっていく、と個人的には考えています。

エピソード

以前の職場でお世話になった先輩税理士の方は、デスクの引出しに過年度の予備校のテキストを忍ばせていて、たまにペラペラとめくっているのを見ていましたし、また、私が受験生時代には、別の税理士の方から何度かテキストを見せてほしいと頼まれたことがあります。

別のケースでは、聞いた話ですが、税務のあまり詳しくない公認会計士の方が、法人税をマスターする必要があった際に、予備校のテキストを一式揃えて勉強したとのこと。

私の場合、まだ過去のテキストのお世話になってはいませんが、いずれ何か調べたいことが発生した場合には、テキストを活用してみようかなと考えています。





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