事業計画を作成する際のヒントとなる3つの基本的な要素

こんにちは。「クラウド会計に強い」池袋の税理士事務所、会計事務所タクシスの伊藤です。

新たに会社や事業を立ち上げる際、創業計画書の提出を求められるケースがあります。

また、創業時でなくとも、金融機関から融資を受けようとする際など、事業計画書があると良いと言われています。

とはいえ、いざ何も材料がない状態から質の高い事業計画を策定しようとしても、なかなか簡単にはいかないのが通常です。

当記事では、事業計画を策定する際に、ベースとすべき3つの事柄を紹介いたします。
※過去に、事業計画書に記載すべき項目や策定の目的など、事業計画書に関する記事をアップしていますので、こちらも参考にして頂ければ幸いです。

参考記事:事業計画書作成のいろは


三つの要素

最終的には、策定項目ごとに文章や数値を洗練させていくことが必要となりますが、まずは第一歩目として、下記の三つの事柄を自分なりに意識してみましょう。

その3つの事柄とは、
「自分のやりたいこと」
「自分にできること」
「ニーズがあること」
です。

1.「自分のやりたいこと」

事業を立ち上げる際、誰しもが多かれ少なかれ、事業を通して実現したいこと、貢献したいこと、そして事業を通して果たしたい夢が心の中にあるはずです。

始めは漠然としたものかもしれませんが、それをまず自分なりに言葉にしてみましょう。

それをどんどんブラッシュアップさせていけば、やがてそれは、会社の経営理念となっていきます。

そして、それをより具体化することで、会社のビジョンができあがります。

2.「自分にできること」

次に、過去の経験や実績を振り返ってみて、自分自身に何ができるかを整理していきましょう。

これまでの自分自身のしてきたこと、それによって得られたこと・培われたこと、そして、現在時点で自分にできること、それらについて、自分自身の経験を棚卸しながら、言葉にしていきましょう。

それをブラッシュアップさせていけば、「経験・キャリア・実績」として事業計画に盛り込むことができます。

余談ですが、先ほどの「自分のやりたいこと」と「自分にできること」を照らし合わせてみて、その二つの関連性・結びつきがあること、これが大切です。

事業計画書を読む側としては、あなたがその事業を行う必然性はあるのか、という観点から、事業計画書を見ていきます。

また、創業時においては、事業の実績がない分、「経験・キャリア・実績」がしっかりと書かれていることが重要なポイントとなります。

3.「ニーズがあること」

最後に、「ニーズがあること」という点です。

上記の二点については、自分自身の事柄のみを考えていけば良かったのですが、事業として計画を立てる上では、当然ながら、自らの商品・サービスを誰に販売・提供していくか、そして、同じような商品・サービスを取り扱っている所と何が異なるのか、という他者(顧客、同業他社など)に関することも考えていく必要があります。

これらについて突き詰めていって、自らの事業の「ニーズがあること」が整理できれば、事業計画を組み立てる上で、強力な武器となります。

具体的には、上記の「自らの商品・サービスを誰に販売・提供」という部分を考えていくことで、事業計画に盛り込むべき「ターゲット、市場ニーズ」という項目のベースができあがります。

そして、「同じような商品・サービスを取り扱っている所と何が異なるのか」という点を突き詰めていけば、「自社の事業の強み・弱み」、「競合分析」という項目が書けるようになります。

その三つが満たされることであれば、ビジネスとして成功する可能性が高い

少々話は変わりますが、上述の三つの要素が満たされて初めて、自らの事業がビジネスとして成功する可能性が生まれてきます。

たとえ、「自分のやりたいこと」であっても、「自分にできること」でもなく、「ニーズがある」でもなければ、当然ながら、事業として成立させることは難しいでしょう。

また、「ニーズがある」事業分野であっても、「自分のやりたいこと」でなければ、長く存続させることは難しいでしょうし、事業として成功させるには、その事業分野が「自分のできること」に合致していないと困難でしょう。

まとめ

まず第一に、三つの要素をしっかりと考えていきブラッシュアップさせていく。

次に、自らのこれから取り組んでいきたいことが十分に実現でき、また、自身がこれまで培ってきた知識や経験、スキルが十分に活かすことのできる事業分野をまず考えていく。

そして、その中で、十分なニーズがあるエリアを事業領域として設定していく。

それらができれば、事業計画書の下地はもう出来上がりですし、さらにビジネス成功の裏付けともなっていきます。




※過去に、事業計画書に記載すべき項目や策定の目的など、事業計画書に関する記事をアップしていますので、こちらも参考にして頂ければ幸いです。
参考記事:事業計画書作成のいろは
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