税理士試験回顧(財務諸表論編) その3

その2の続き】

財表の理論にも税法の理論にも共通して言えることですが、先手先手で覚えていくと有利です。計算は短期間で急激に伸びる可能性がありますが、暗記はどうしても一朝一夕ではいかない部分がありますからね。

あと、正直なところ、合格点を獲るという観点でいくと、そのポケットサイズのテキストをほぼ正確に暗記することができれば、ほぼ問題ないです。


年明けからの上級コース、そして直前期

TACの「完全合格コース」の場合、年明けからは、「上級コース」というほぼ経験者で占められるクラスに合流する形となります。上級といっても難しい内容を学習するというよりは、演習中心のクラスといったほうが正確かもしれません。

年内に、一通りの基本論点を学習しましたので、年明けからは既習論点の掘り下げ講義と120分の演習を繰り返すこととなりますが、私は理論に力を入れていたため、演習では毎回満点を目標に学習に臨んでいました。
「満点なんて・・・」と思うかもしれませんが、出題範囲が決まっているので、むしろ満点を目標にして然るべきと言えます。

演習の結果ですが、ほぼ毎回上位30%以内に入ることができました。
理論は上記の通り、しっかり学習していたので結果がついてきました。対して、計算は理論ほど力を入れていなかったものの、最低限、講義の復習と計算の問題集を一通りやるようにはしていました。

そして、5月からの直前期ですが、消費も直前講座を受講することにしたため、個人的にかなり負荷がかかってしまいました。スケジュールとしては、土曜の午後に消費、日曜の午前・午後が財表というハードなものにしてしまいました。
自分がいけないのですが、月曜から金曜までフルで仕事だと、どこかで休息を入れないとやはり厳しいものがありましたね。とはいえ、直前期から、ということで、3か月弱何とか耐えきろうという思いで頑張りました。

実を言うと、結局のところ、財表は直前期に入り講義や答練もかなり休みがちになってしまいました・・・。
但し、上級の演習での好成績もあって、本番でも合格できるという手ごたえはありましたので、それほど心配しておらず、逆に5月から7月にかけては、消費の学習に重きを置くようにしていました(ただ、消費の結果は散々でした)。

最終的には、第65回は財務諸表論と消費税法との併願だったため、試験の直前になって、2科目同時合格を目指すよりは、確実に財表を取りに行く作戦に切り替えました。

それもあってか、比較的余裕を持って、財表の試験に臨むことができ、無事合格を果たすことができました、

私の経験した限りでお伝えできることは、

・理論暗記は一朝一夕には完成しない、理論を得意にしたいのであれば先行して進めていきましょう
・簿財同時学習も有利だが、簿記→財表という受験プランもあり
・早期合格を果たしたいのであれば、税法との同時学習もあり
・複数科目受験の場合、どちらかをメイン、もう一方をサブとして強弱をつけると良い
・複数科目受験で共倒れは最悪なので、現実的なプランを
・分厚い理論テキストと直前期のテキストは、「捨て」でも良いかな

ぐらいですかね。

何かの参考にして頂けると有難いです。
(おわり)




—————————————————————————-
「クラウド会計に強い」池袋の税理士事務所 会計事務所タクシス


    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です