税理士試験の「得点率6割で合格」を戦略的に考える

税理士試験では、合格基準点は「各科目とも満点の60パ-セント」とされています。つまり、60点獲得できればで合格です。

もちろん、現在のところ、細かい配点や採点基準、採点方法が公表されているわけではない(いわゆるブラックボックス)ので、60パーセントという数字にこだわっても意味のないことではありますが、今回の記事では、あくまで戦略という側面で捉えていきたいと思います。


6割合格ということは、4割落とせる、ということ

6割得点すれば合格できるということ、それは極端に言えば、4割落としても大丈夫ということです。

多くの人は、試験中解けない問題があったりすると、どこか不安になったり、動揺や焦燥感を覚えてしまいます。

もちろん、解けないよりは解けるほうが絶対に良いのですが、そのような感情を抱くことで、後続の問題にも間違いなく悪い影響を及ぼしてしまいます。

模試や答練ならまだしも、本番でそのようなケースがあると、焦りも大きくなるので、本来解答できるレベルの問題にもケアレスミスが生じたり、問題文を正確に読み取ることができなくなったり・・・。

その結果、どのような結末を迎えるかは想像に難くありません。

ただ、4割落としても大丈夫、という思考がどこかにあれば、問題を白紙にしてもそのようなマイナスの感情を持つこともないでしょう。

むしろ、堂々と白紙にしてやったぜ!ぐらいの心構えでいくべきです。

見切り力を日頃から

なまじ真面目な人や、勉強のできる人だと、白紙にしたり解答を飛ばすことが苦手だったり、負い目を感じてしまうものです。

それは、むしろ向上心の表れだと個人的には思います。

高得点を獲りたい!でも、解けそうで解けない問題がある、悔しい!という感情を持つこと、それは今後の成長につながるものなので、その気持ちを捨てる必要はありません。

但し、その向上心は、試験の120分間では全く必要のない感情です。

むしろ必要なのは、解けない問題を積極的に飛ばす技術と、自分の実力で解ける問題か否かを即時に判断する力、そして、飛ばした問題に関して精神的に引きずらない気持ち(いわば、「見切り力」とでもいいましょうか)です。

その「見切り力」は、もちろんそのような発想を持つことも大切ですが、日頃からの訓練で養われるものだと個人的には思います。

試験本番までに、何度も模試や答練を経験することになるかと思いますが、「見切る」ということを意識して問題にアプローチしてみてはいかがでしょうか。

細かい話にはなりますが、問題を飛ばすことで、解ける問題に注力する時間を確保することもできますし、また、一通り解き終わった後に時間が余るケースも出てきます。

時間が余った場合は、その白紙にした部分に再度トライしても良いでしょうし、解いた問題の見直しをして正答率をさらに上げることに使っても良いでしょう。




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