税理士試験合格発表 残念ながら不合格となった人は、再始動の前にしっかり敗因分析を
~合格発表を受けてしっかり振り返り、反省、そして、改善していける人は強い~
こんにちは。池袋の税理士事務所、会計事務所タクシスの伊藤です。
合格発表の結果を受けて、既に新たなアクションをとる人、今後のプランを熟考する人、そのあたりは人それぞれです。
ただし、不合格となった人については、次回の試験に向けて気持ちを切り替えることはもちろん大切ですが、
前回の試験で不合格となったことについてもこのタイミングだからこそ「敗因分析」をすべきと考えます。
何が原因で不合格に至ったのか・・・それを突き詰めることでとるべきアクションが変わってくる
税理士試験は、例年8月に試験本番を迎えます。そして、合格発表は例年12月。
試験から合格発表まで四か月を要するという特異な試験であるが故、不合格がわかった時点で敗因分析をしても、なかなかそれがしづらいという側面があります。
但し、不合格が判明した現在だからこそ、その結果と向き合って、次の合格に向けてのアクションを考えていくべきだと私は考えます。
不合格という結果は多かれ少なかれ心にダメージを受けるものです。
発表直後ということを考えると、結果と向き合うのは心の傷をえぐるような痛みを感じることもあるかもしれません。
ただ、それは、以後確実に合格を引き寄せるためには必要なこと。
さらにポジティブにお伝えすると、試験に落ちた人の強みは、「不合格」という結果を次の合格の材料にできる、ということです!
「不合格」を次の合格に活かしていくために、必ず敗因分析をしましょう。
「敗因分析」の方法
敗因分析といっても、ただ漠然と考えてもあまり効果がありません。
まずは、自分なりに、何がいけなかったのか、何が足りなかったのか、それらを言葉にしてみましょう。
具体的に頭の中で整理できている方は良いのですが、ぼんやりとしている方は紙に書いたり、PCでテキストに打ちながら具体的な言葉にしてみましょう。
そして、それが完了したら、どのようにすれば原因をつぶしていけるかをご自身で考えてみましょう。
例えば、
「そもそもの勉強時間が確保できなかった」ということが原因なのであれば、
なぜ勉強時間が確保できなかったのか、その原因を突き詰めていって、
それでは、勉強時間をどのように確保していくか、というポジティブに前向きに考えていく。
「ケアレスミスが多くて失敗した」ということが原因なのであれば、
ケアレスミスということを不可避なものと割り切らず、
どのようなケースでどのようなミスをしたか、どのようなミスが多いかを突き詰めていって、
それでは、どのようにすればミスが減るのか、と自分自身思いつく限りのアイデアを出していく。
そして、試行錯誤を突き詰めていく。
という具合に。
まずは、「なぜ、どうして」を整理していって、それら一つひとつに対し、「どのように」をアイデアとして出していく。
なお、原因の分析をしていく上でやってはいけないことがあります。
それは、「自分自身に言い訳をする」ことです。
上の例で行くと、激務の仕事をしているからやむを得ない、とか、ケアレスミスは自分ではどうしようもできない、という思考です。
もちろん、税理士試験というものは、特異な試験であることは事実であり、理不尽である部分もないとは言えません。
但し、何かのせいにしてばかりでは、敗因を次の成功につなげられませんし、ひいては自分自身の成長を阻害する要因にもなり得ます。
まとめ
何をするにしても、その中で、どうにもできないことがあることもあれば、どうにかできる部分もあるはずです。
合格発表があった直後だからこそ、再スタートの時期だからこそ、しっかりと時間をとって分析してみてください。
来年の合格を勝ち取るために。
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