ブログあれこれ 税理士試験の記事を沢山書いたところで集客には寄与しない
~何を目的にブログを書くか?誰に向けて書くか?そして、自分がどうなりたいか?それを常に考えよう~
こんにちは。池袋の税理士事務所、会計事務所タクシスの伊藤です。
私がブログを書き始めたのは、2017年の年末あたり。
税理士試験に合格して、いよいよ独立開業だと私の中で機運が高まっていた時期です。
実はそのブログは当ブログとは別のものでして、今は休止中、というよりも一定の役割を終えたので、そのまま放置しています。
当時はそのブログを始めた理由、目的としては、
・今後、事務所のサイトやブログを作るための練習
・これから独立、開業を考えている人への情報提供
・税理士試験を受験している人に対して参考としてもらえて前向きになってもらえるような情報発信
でした。
「集客を目的に税理士試験の記事を書くのはやめたほうがいい」の真意
私より後に開業された税理士の方や開業準備中の方のブログを目にする機会も増えてきましたが、その中には「毎日更新」といって頑張って記事を増やしている方もたくさんいらっしゃいます。
毎日時間を確保して、内容を練って推敲を重ねて、常に情報発信する。
それ自体は非常に素晴らしいことですし、私が挫折したことなので尊敬すべきことです。
但し、「ブログを書き続けること」にこだわり過ぎて、目的やターゲットを見失わないでほしいと考えています。
何のためにブログを書き続けるのか、そして、記事を誰に見てもらいたいか、その二点を見誤らないでほしいなと。
これが一番お伝えしたいこと。
あくまで具体例として、「集客」、「税理士試験」というワードを出してみましたが、特に目的とズレているのでは?と感じるのが税理士試験の記事なんですよね。
当たり前のことですが、税理士試験の記事を書いたところでその記事にアクセスするのは受験生の方が大半です。
その人達が将来的に顧客になることはほぼあり得ないですよね。
また、別の具体例ですが、ものすごくマニアックな税の規定や計算方法についての解説等を書かれている方もいらっしゃいますが、将来お客様となる層が必要とする情報ならともかく、多くの場合は同業者(いわゆる税理士)が見るブログとなってしまいます。
もし、集客を目的とする前提でブログを書くのであれば、将来クライアントとなる層(いわゆるターゲット層)、そして、自分自身がクライアントにしたい層に刺さる記事を書いていく必要がありますよね。
もちろん、各々集客だけの目的でブログを書いているわけではないかと思います。
確固たる目的があって、かつ伝えたいことがあってブログを書いているのであれば、まったく問題のないことですし、それさえしっかりしていれば内容が雑多であっても大丈夫です。
私の向かう先
現在は、当ブログ「個人のつぶやき」と「コラム」の二つ(下記の趣味のブログを入れると三つ)を開設していますが、「個人のつぶやき」については、冒頭で言及した以前のブログを引き継ぐような形で続けています。
書いている内容も税理士試験に関すること、開業準備、開業後の業務に関することがほとんどです。
裏を返せば、集客を第一の目的として当ブログを書いているわけではないということです。
それではなぜ私が税理士試験の記事を色々書いているかというと。
主な目的は、以前も記事にしたことがあるのですが、
・私が受験生時代、ネットには税理士試験に関する情報(特に合格した人が発信する情報)が多くないと感じた
・自分自身も苦しい思いをしながら税理士試験を受けてきたので、今受験されている方を励ましたい
でした。
税理士試験の記事をこれからもコンスタントに書き続けるかどうかは正直なところわかりません。
ただ、何かしら税理士試験に関する内容で受験される方々に対しサービスを提供するのも面白いかなと考えています。
受験のアドバイスをしたり、定期的にコーチング、コンサルのようなことをしたり。
合格するのに必要な知識を得るには予備校があれば十分ですが、受験に関して悩んでいる人も少なくないと感じているのと、私自身、かなりの数の記事を書いてきて、自らの受験経験だけでなく有益な情報も提供できるなと実感したためです。
そして、それが「自分のやりたいこと」の一つであること。
本業はもちろんですが、好きなこと、やりたいことを仕事にしていくということもこれからの生き方としてやっていきたいなと考えています。
告知
趣味のブログ:気ままにぶらぶら東京街歩き旅
https://tokyo-machi-burari.tokyo
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