税理士選び

豊島区、板橋区に事業エリアを限定している理由

こんにちは。「クラウド会計に強い」池袋の税理士事務所、会計事務所タクシスの伊藤です。

弊事務所は、オフィスの所在地である池袋を中心とし、豊島区と板橋区を主な事業エリアとしております。

当Webサイトのタイトルにも池袋、そして板橋という地名を付けていますし、弊事務所の一つの経営方針として、地域密着の会計事務所を標榜しております。

※詳しくは、「経営理念・ビジョン」ページをご覧ください。

今回は、なぜ事業エリアを限定しているのか、という点について、私の考えを発信できればと思っております。

それには二つの意味合いがあります。

一つは、営業・マーケティングという側面、もう一つはお客様へのサービス提供という側面です。

営業・マーケティングという側面

マーケティングの重要な要素のひとつに「ターゲティング」というものがあります。

「ターゲティング」とは、一言でいえば、ターゲット(想定顧客)層を絞り込むことです。

万人受けする商品・サービスを開発、販売したところで、結局誰の心にも刺さらない、購買意欲を掻き立てない、という考え方がマーケティングという学問にはあります。

そのため、誰からも見向きもされないという事態を避けるために、あえて想定顧客層に限定して、その限定した層に響く情報を発信すること、そして届けることが要求されます。

もちろん、様々な切り口からそれを行うことで、ターゲティングはより強く効果を発揮していくものですが、私はその一つの切り口として、地域を絞っています。

上記の考え方に照らしてみると、あえて地域を狭いエリアに限定することで、そのエリアの方々から採用されやすくなるという具合です。

実際のところ、弊所のお客様で、当該エリア以外の方もいらっしゃいますが、あくまで広告宣伝、営業活動上の理由ということでご理解頂ければと思います。

お客様へのサービス提供という側面

続いて、お客様へのサービス提供という点です。

こちらについては個人的な志向ではありますが、遠方への移動に時間を費やす代わりに、お客様と向き合うことに時間を使いたいという思いがあります。

今の世の中、電話やメールに限らず、LINEやチャットワーク、Skypeなど様々なツールが登場し、実際にお客様とお会いすることなく、多チャンネルで、かつ、密なコミュニケーションをとることが可能になりました。

本来の税理士業務に限っていえば、極端な話、お客様が遠方であろうと、大半の業務を対応できてしまう時代です。

私も、そのようなツールを積極的に活用しているほうなのですが、便利なものは活用しつつも、私の個人的な気持ちとしては、お客様とは定例的にお会いして、お話できればと考えています。

その理由としては、コミュニケーションツールに頼ってしまうと、どうしてもお互い必要最低限のやりとりで終わってしまうことが多くなるため、経営者の方の志向、考え方、悩みや、会社の方向性、経営課題などを把握することが難しいからです。

税理士業には課題解決業という側面があると、私は考えています。

税理士として事業に関与する以上は、定例的な業務のみを請け負うだけではなく、課題解決のお手伝いができればと思っていますし、最終的には事業の成長に寄与することができれば嬉しく思います。

まとめ

以上、当記事では、私が事業エリアを絞って活動している理由について書きました。

但し、事業エリアについては絶対的なものではございませんので、その他の地域の事業主様におかれましても、ぜひお声掛け頂ければ嬉しく思います。

なお、事業エリアや想定顧客層、お客様への向き合い方については、会計事務所ごと、または税理士ごとに考え方は異なります。決してどちらが良い・悪いの問題ではなく、私の個人的な志向と捉えて頂ければ幸いでございます。

 


 

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