試験における努力と運の関係性~試験は「勝負」である
勝負事に勝った人や何かを成し遂げた人からよく聞かれる言葉、それは「運が良かった」という言葉です。
もちろん、成功するには努力以外の要素も必要なのは事実ですが、当然ながら、運だけで勝利や成功を成し遂げられるわけではありません。
私の個人的な見解をお伝えすると、
「多かれ少なかれ勝負事に運の要素は介在するが、運の力を借りられる者は、運の恩恵を最大限享受できるところまで自分を高めることができた者だけである」
ということです。
例えば、世界のどこかに開かずの扉があって、世界に一つだけその扉を開けられるカギが存在するが、どのカギがその扉に合うかは誰一人として知らないとして。
その扉を開けることができる可能性があるのは、とにかくカギを持ってその扉の前まで辿り着いた者だけ。
結果的に扉が開くかどうかはわからない、但し、カギを探す努力、そしてカギを持ってその扉の前まで辿り着く努力、その二つは必ず行わなければならない。
資格試験もある意味「勝負事」
上の話から話は変わりますが、私は、資格試験は勝負事の一種と考えています。
特に、税理士試験は、現在のところ60点以上が合格とされていますが、実質的に相対評価の試験であり、いわば自分と他の受験生との勝負です。※もちろん、その前に自分との戦いもありますけどね。
勝負事である以上、必ず勝ち負け(合格と不合格)がはっきりとついてしまいます。
そして世の中は、結果で物事を判断しがちなので、合格と不合格の持つ意味は重いです。
それに加えて、税理士試験は、一般的に難関試験と言われるように、税理士試験というものは大変厳しいものです。
しかし、試験とは勝負事なのだと認識すること、その考えを持つだけでも、これからの勉強への臨み方、取り組み方は良い意味で変わってくると思います。
本気で合格したいのであれば、どうか本気で勉強に取り組み、試験に挑んでください。
そして、運を最大限享受できるよう自分を高める努力をしていきましょう。
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