税理士試験 予備校の講義「予習」、「復習」のベストバランス

~「○○」は不要!?私の考える最良のバランスとは~

こんにちは。池袋の税理士事務所、会計事務所タクシスの伊藤です。

予備校の講義は科目ごと、講師ごとに曜日は異なりますが、ボリュームの大きい科目だとだいたい週二コマ、ミニ税法等だと週一コマのペースで進んでいきます。

受験される方々も予備校のカリキュラムに沿って学習を進めていくのが通常ですが、「予習」、「復習」については人それぞれ見解が異なりますよね。

今回の記事では、ご参考までに私自身の受験生時代の「予習」、「復習」についての考え方と実践した方法についてご紹介できればと思います。



私は予習をまったくしなかった

 

予習、復習について、私はどのように実践したか。

結論から申し上げますと、私は税理士試験の勉強を通じて、予習というものまったく行いませんでした。

むしろ、税理士試験どころか、学生時代を思い返してみてもよほどのことがない限り、予習することはありませんでした。

それでは、なぜ予習を行わなかったのか。

まず最初に申し上げたいことは、私自身予習をしなかったというだけで、予習自体が無意味と考えているわけではありません。

予習も立派な勉強ですし、メリットもあります。

メリットを挙げるとすると、記憶と理解度という点で有利というところでしょうか。

予習した時、すなわちテキスト等の教材に一度でも目を通した時は、当然ながら予習しなかった時と比較して、講義を受講した後に記憶に残りやすくなります。

また、同様に、理解度も深まるでしょう。

但し、私の考えでは、予習に力を入れるよりはその分復習に時間を回したほうがコスパ(勉強時間と効果の度合い)が良いというように考えていました。



「講義」という点にスポットをあてます。

予備校の講義は、基本的には、受講者が初めて聞く前提で進んでいきます。

講義の時間内にテキストに沿って、講師が重要なポイントを指摘しながら、時には補足を入れながら授業が行われます。

予習によって少しでも事前に知識をインプットした状態で聴くと、もちろん初見の言葉等は頭に入りやすくなります。

しかし、同じ時間講義で拘束(表現は悪いですが)されることを考えると、その時点で知識が無いほうが講義を受ける価値は上がります。

極端な例でいくと、予備校の講師や税理士が1コマ3時間教室に座って、予備校の講義を受けることで得られるものと、初学の受講者が得られるもののボリュームを比較すると、前者は講義のほとんどの時間を「既に知っていること」のインプットに費やすことになります。

もちろん、知識の補強という点では良いのでしょうけど、同じ3時間という時間の長さでも、講義を受ける価値が相対的に下がってしまいます。

言い換えれば、同じ3時間でも予習しないほうがコスパは良い、といえます。



復習こそ税理士試験の勉強の肝

 

私は税理士試験の受験生活を経て、復習こそが学習の肝、合格への近道だと感じています。

それも、ただ復習を重視するというだけではなく、復習の回数をこなすように意識していました。

なぜ回数を意識したのか。

その理由は、過去の理論暗記の記事でもご紹介しましたが、エビングハウスの忘却曲線の考え方に基づきます。

過去記事リンク:税理士試験 私の実践した税法理論暗記学習法

 

一度学習したものでも、時間の経過とともに知識は人間の脳から欠落していきます。

それにも関わらず、税理士試験の勉強では覚えるべき事柄がたくさんあります。

それよりも何よりも、税理士試験の本試験に合格するためには、他の受験生よりも多くの知識を記憶に残しておく必要があります。

時間の経過とともに知識は欠落していく、しかし、試験本番ではより多くの知識を頭に留めておかないといけない。

それらの課題に立ち向かう最良の方法は、「回数」をこなすことだと私は結論づけました。

テキストの読み直し、解き直しも講義の直後はもちろんのこと、2回目、3回目の復習も少し感覚を空けて行いましたし、基礎的な知識を疎かにしがちな直前期にもあえて基礎テキストの復習を取り入れました。

「復習の回数」を意識し実践することで、基本的知識の定着が図られ、本番では基礎的な論点を押さえつつ細かい論点でも加点できるような答案が作成できました。

復習については、機会があれば改めて記事を書きたいと思いますが、ここでは復習をとにかく大事にしてほしいということをお伝えできればと思います。



まとめ

これまでの話をまとめると、下記の通りです。

仕事が忙しい、複数科目受験等、勉強時間の限られた受験生については、あえて予習に時間を回さなくて良い、但し、復習にはできる限り時間を割いて、一つの論点を繰り返し復習を行ってほしい。

逆に、受験専念や一科目のみ学習の人で、勉強に充てられる十分な時間のある人は予習をするというのもアリ。

勉強法についてはどれが正解ということが申し上げにくく、その代わり私の実践したこと、そして、実践して良かったこと、効果のあったことをお伝えするに留めざるを得ません。

その点では、あくまでご参考までという形でお伝えできればと思っております。

また、「予習」、「復習」というのはあくまでインプットの手段であって、最終的に合格できるだけの知識を習得し、かつ、本番でアウトプットできれば良いわけです。むしろ、目的はそこにあります。

上記の内容を踏まえた上で、ご自身の考える最良の方法を見つけて頂ければ、より合格が近くなるかと思います!

 

なお、これからも不定期ではございますが、当ブログで税理士試験に関することを発信していきたいと思っておりますので、ぜひブックマーク、シェア、拡散等お願いします。
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